講師
甚上直子氏
学校法人ユナイテッド・ワールド・カレッジISAK ジャパン
チームラーニング入門編
ワークグループとチームの違いについて皆さんに質問しました。ワークグループはリーダー1人に役割が集中しているのに対して、チームはリーダーの役割が分散されていることから共同作業によって成果が生まれます。
バイオデザインのチームの原則は、ヒエラルキーのない水平な関係性を築くことが重要とされています。また、メンバーは多様な文化の常識をもって集まるため、意図を持ったチームの文化形成への投資が必要になるとおっしゃっていました。
MBTI 16のパーソナリティ・タイプの中から最も自分に近いタイプを見つける
MBTI 16は世界で最も広範囲に使われている心理ツールのひとつです。「外向性・内向性」「感覚志向・直感志向」「思考志向・感情志向」「判断志向・知覚志向」という4つの軸から16のパーソナリティータイプに分類されます。
参加者は、同じタイプのグループに分かれディスカッションを行い、お互いの特徴をポジティブな言葉で表現しあったり、別のグループに自分たちのグループについて知ってほしい事を話したり、和やかな雰囲気の中、活気あふれる時間になりました。
心理的安定性とチームラーニングの関係
心理的安全性がある場所では、自分の考えや感情を気軽にオープンできます。また、人の学習が進むのは、心理的安定性が高く、野心的な目標が求められた時です。
「心理的安定性についてチームの経験」を共有し、誰のどんな言動が、「気軽でオープンな正直な共有」を妨げていたか、良い見直しがでました。
コラボレーションする時に、やりたい事とやってほしくない事を最初に確認するようにすると良いというお話もしていただきました。